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2010.05.04 Tuesday

ぷっちんぷりんの頂上で

 
・・・前号よりつづく 

その時山の頂きに、瑞雲がたなびくのを確かに見たのだ。
この山は、噴火しない優しい山だ。
厳しく己を叱咤し、羞恥をもって自身を守り傷を恐れる永遠のシャイなひとに
間違っても批判や判断や指摘や追求などしない。
ただそこに立って、何も言わずぷるんとしているだけだ。
そして甘い。
滑らかで湿っていてささやかにそこに立っている。
何よりも何よりも、批判しないのだ!

瑞雲と見えたそのものは、今は単なる残像と思えた。
そのひとの見た、そのひとの願望という残像だ。
決して交わらない。
自分が無くなってしまう恐れからか?
願望はひとりの慰めなのだろうか。
私にはわからなかった。
甘い死火山の周りで、観賞し感傷に浸るのは
私の趣味ではないのを自覚した。

休火山、活火山に手足六感を使って登ってみたい。
その頂きからは何が見えるのか。何を見てどんな風を感じているのか。
鼓動のリズムは。知りたいと思う。

そしてそれを感じる自分を
ただ知りたい。

かっこわるく息切れして、だらしなく果てたとしても、
まあよろしかろう。

存在の地熱と私の情熱のセッションの様子を聞いただけで

・・・つづく。




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